気の世界「無限塾」

「気の世界」を知ると、世界が多次元に見えてくる

  

「気は生きる力を生み出す」

 

私たちの日常生活は「現実」です。その現実を、五感で感じて認識しています。もし何か別な感覚があって、現実を認識する感覚が増えたらどうでしょう。しかもその感覚を通じると、「現実で結果が出るよりも前に、何かが変わって」いて、その「何かが結果(形)に影響を与えている」と思えたとしたら、どうでしょう。

 

例えば「潮目が変わる」という言葉があります。試合の流れが変わったり、交渉ごとの流れが変わったりする時に使われます。結果は、その後に現れます。気づきにくいけど、大小合わせて「流れが変わる」ことは日常的に起きているのではないでしょうか。風邪をひいた時、ピークを感じるちょっと前から、治りそうな感じになったこと、ないですか?飽きが来るちょっと前から、実はもうその兆しがあったとか。

 

それらは、全部一つの継ぎ目のない流れです。では、それは何の流れなのでしょうか。

私は、それは「気」の流れと言えると思います。「気」というものが物質的に存在するかどうかは、検証されていません。物質的な側面はありますが、特定の1つの物質を指しているとは考えにくいです。

 

日本語の中で「気」は多用されていますね。たった一つのことを指しているのではなく、状況によって多元的・多義的な使われ方をしています。つまり、「気」は概念です。「社会」を誰も見たことも触ったこともないけれど、人間の行動を見ていると「社会」という概念を持ちこむと説明がつきやすいのと同じです。

 

いろんなもの・コトの流れは常にあって、流れている中で、質・量・方向・様態・反応・強さなどさまざまな要素が変わっていきます。そんな動きとともに生まれる全てをとらえるために、「気」という概念を用いて説明したとしましょう。繊細で浅深・濃淡といった変化があり、時に味わいさえ見せる、まるで生きているかのようなもの。それを「気」と名づけてみると、「それが無いと説明のつかない事象」が多く見受けられた。だから、その言葉が生き残ったのではないか、と考えています。

 

もしもそうした「気」の動きをとらえたいのならば、感じ取る感覚を育てる必要が出てきます。それを特定するために、私はそれを「気感」と名づけました。

他に類を見ない「気感」教育をしています

なぜこんなにも「気を感じる」ことに熱心なのかというと、感じることでしか情報は得られないからです。長年の経験で、自分の感覚と現実とをつきあわせて実験と検証を繰り返していると、いくつも「法則性」が見えてきます。

まず、「『気』は形に先行する」。つまり、気が変わってから現実が変わる。まるで、現実世界での未来は、「気の世界」からやってくるように感じられます。逆に言うと、「現実が気を追いかけてくる」と言えます。

 

そして、「気には境界がない」。つまり、「気」によって、私たちはバラバラな個ではなく、周りの全てとつながっている。自分の変化が周りに影響を与え、周りは自分に影響を与えている。そのダイナミズムを知りたい。知って、より良い人間になって周りの力にもなりたい。

 

挙げ始めるとキリがないので、もう一つだけ。

 

「気の力は動きの中にある」。日本はすでに激烈な少子高齢化に入りました。少ない人口で国を支え、大事な人の力になって、自分も楽しく生きるために、毎日、誰でも成長していることに目覚めてほしいのです。頭で考え、心で想い、体で生きているのに、それぞれがバラバラの方向に向いている人が本当に多いからです。頑張ってももがいても、思ったような結果が生まれない。そんな状態で過ごすのはもったいないです。人生には限りがあるから。

 

気の動きを感じていれば、頭の動き・心の動き・体の動きを整えてまとめていくために、どうすれば良いのかが段々と分かってきます。

 

年齢なんか、関係ないです。瑞々しい気持ちで、爽やかな朝を迎える。自分の中を柔らかい風が吹きわたるように、力まずに日常を駆けていく。眠っている力を呼び覚まして、生きていきませんか?

 

「無限塾」では、受講歴3年以下の方々と、4年目以上の方々に分かれて、実修をおこないます。

初心者は丁寧な指導を受けられますし、ベテランにはいつも進化した画期的な指導が待っています。常に上を目指していきます。ご自分の成長を感じられることが、こんなにも楽しいことかと新鮮に思われることでしょう。

 

「無限塾」は、30年間でのべ1万人を指導した気功家である山口令子の独創的なメソッドです。自分の、そして大切な誰かの一大事に、必ず大きな力となります。「学んでて良かった」ときっと思えます。辛い時に突破口に、前に行きたい時に勢いに、疲れている時には癒しとなります。一生の宝物を、是非、あなたも。